三大成人病の予防
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俗に言う三大成人病とは「がん」、「心臓病」、「脳卒中」を指すが、その要因は主に以下の通りである。原因をしっかり理解して生活習慣を改善すれば、多くの場合予防は可能。
・肥満
肥満の人は、やせている人と比較して心臓の負担が大きくなる。軽自動車のエンジンで普通自動車やトラックを動かしているようなものとイメージすれば分かりやすいだろう。
また、肥満のタイプの中でも皮下脂肪(ひかしぼう)ではなく、おなかの中の臓器の周りに脂肪がたまる内臓脂肪蓄積型肥満(ないぞうしぼうちくせきがたひまん)と呼ばれるタイプは、心臓病の危険が大きくなる。これは、日本人に多い「下半身デブ」ではなく、欧米人によく見られる、お腹まわりだけが突き出たような肥満のタイプ。
・ストレス
狭心症(きょうしんしょう)や心筋梗塞(しんきんこうそく)は働き盛りでバリバリと仕事をしている、いわゆるエリートと呼ばれる方によく発生する病気。
これは、体に過度のストレスや疲労が蓄積すると動脈硬化を促進することが原因。心臓病になりやすい方の性格はA型人間と呼ばれている。このA型人間とは、負けず嫌い、攻撃的、精力的、野心的、などの性質をもった人。他人に仕事を任せられない、「自分がしなければだめだ」という思いの強い方の性格。ゆったりマイペースで事を運ぶようにすることが大切。
・喫煙
タバコを吸うと血管が収縮し血圧や脈拍数を上昇させる。タバコを長期間、多く吸っていると動脈硬化は進みやすく狭心症や心筋梗塞になりやすくなりる。
・遺伝的な素因
両親や親戚に狭心症や心筋梗塞などの心臓病患者がいる人の場合、そうでない場合より自分も心臓病になる確立が高いと言える。必ず遺伝するというものではないが、同じ家系の中に多く発生する傾向があるので、親戚に成人病を患った人がいる場合は特に注意が必要。
この遺伝的因子については、運命であり自らの努力では取り除くことのできない因子。よって、家族に心臓病患者の多い方は喫煙や肥満などといった自らの努力で予防できる因子を、積極的に取り除くようにすることが肝要。
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